本の構造(扉・ノド・小口など)

本の基本的な構造と、各種部位を電子書籍にする際の取り扱いについて解説いたします。

本の構造イメージ画像

<カバー>
表紙・裏表紙を包む紙のことです。
電子書籍では、表紙にデザイン性が無い場合は表示させず、カバーの次に本文ページを表示させることがあります。

<帯>
表紙の下部に巻く紙のことです。セールスポイントやアピールポイントなどが記載されており、メディア化や受賞などがあった際に内容を変更することがあります。
電子書籍では、表示させない場合やカバーに帯を付けた状態を書影とする場合、帯を単独で別ページに表示させる場合などがあります。

<ノド・小口>
本のページにおいて綴じている側を「ノド」、持ったりめくったりする側を「小口」と呼びます。
製本する際、ノド側は印刷のズレによって多少見える部分が変化してしまいますが、電子書籍の場合は綺麗に全体を表示させることができます。

<口絵>
本文の前に挿入されているイラストや写真などのページのことです。
ライトノベルやエッセイなどに多く使われています。

<扉>
本文の前にタイトルや著者名などが記載されたページのことです。

<そで(折り返し)>
カバーの折り返し部分のことです。著者紹介やシリーズ紹介などが記載されていることがあります。
電子書籍では内容をテキスト表示させたり、そでを単独で画像として表示させることがあります。

<見返し>
表紙の裏や、表紙の次のページの遊びとなる紙のことです。
内容やデザイン性が無いことが多いため、電子書籍では表示させることがほとんどありません。

<書影>
カバーの表紙部分のことです。
電子書籍を販売する際に、購入ページで本の「顔」となる画像のことを指します。

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